赤ちゃんの水分補給に麦茶を
麦茶は、お茶のなかでも、カフェインを
含まないことで知られています。
これは、麦茶が他のお茶とは違い、茶葉を
煎じたものではなく、大麦を煎じて作られるからです。
しかし、中には製造段階でカフェイン等を入れて製造されることがあるので
赤ちゃんや幼児、妊婦が飲む場合は添加物を含むものは避けた方が無難です。
赤ちゃんの水分補給は、主に母乳やミルク湯冷ましです。
離乳食の指導の中でも、離乳食が始まるまでは、基本的に母乳やミルクでといわれています。
では、いつから麦茶を与えられるのか。
赤ちゃんは2か月ごろから麦茶を飲むことができます。
その場合は必ず薄めてからあげるようにしましょう。
まだ水道水を煮沸せずに飲めない時期は、
煮出した物を薄めて飲ませましょう。
味覚が敏感な赤ちゃんは、苦みを感じとって嫌がってしまいます。
薄めることによって、麦茶の苦みを抑えられ、麦茶の香ばしさを
気に入る子も多いようです。
また、麦茶は普通のお茶よりも日持ちがしません。
煮出したのならば、だいたい1日位で飲み切るようにしましょう。
ペットボトルでも、赤ちゃん用の麦茶は多く出回っていますので、
月齢に合ったものを選んであげましょう。
麦茶には体を冷やす効果もあるので、夏の暑い時期の
水分補給にもピッタリです。
赤ちゃんや冷え性の方は、冷えたものよりも、少しぬるくなったくらいか
温かい麦茶を飲むといいでしょう。
また、麦茶には虫歯予防の効果や生活習慣病の
予防の効果も期待されています。
こういったことからも、赤ちゃんのうちから麦茶に
慣れ親しんでいるといいですね。